先月、出張で大阪に行く機会があり、宿泊地の…
- 2024年09月05日
- 不連続線
先月、出張で大阪に行く機会があり、宿泊地の難波周辺を散策した。大阪には過去に何度か行ったことはあるが、いずれも梅田近辺で、大阪の下町とされる難波近辺は初めて訪れた▼散策した率直な印象として街が元気。難波や日本橋、道頓堀、心斎橋など複数の商店街や飲食街が隣接。いずれも朝から大勢の外国人観光客などでにぎわい、活気に満ちあふれていた▼特に大阪を代表する繁華街の一つ道頓堀は、夕方には人であふれ、歩くのもままならないほど。あれほどの人の波は、過去に浅草、浅草寺の三社まつりを見に行った時以来か。田舎人にとっては圧倒される人の数だ▼大阪は看板も大きく派手。目立ってなんぼの世界なのか、有名な、かに道楽の巨大なかにの看板やグリコ、まぐろ、たこ、龍など立体的な巨大看板がめじろ押し。同じ繁華街でも東京の新宿歌舞伎町などとは一味違う雰囲気だ▼大阪と沖縄のつながりも強く感じた。大阪沖縄会館がある大正区は住民の4分の1は沖縄関係者と言われているようだ。大正駅のすぐ隣には八重山出身者が経営する居酒屋2件が軒を連ねる。同区内の一部のコンビニでは沖縄の物産が普通に販売されている店もあるという▼大阪は日本第二の都市。大都会だが、東京とは違い何だか親しみが感じられた。(下野宏一)
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