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廣田さん最優秀賞2度目

とぅばらーま大会作詞の部入賞作品とぅばらーま大会作詞の部入賞作品
とぅばらーま大会作詞の部
優秀賞に宮城さん、吉村さん

 2024年度とぅばらーま大会(同実行委員会主催)作詞の部入賞発表が1日、石垣市民会館応接室であり、最優秀賞に廣田律子さん=神奈川県=が輝いた。廣田さんは22年度の作詞の部でも最優秀賞を受賞している。優秀賞は、宮城幸子さん(74)=石垣市宮良=と吉村安史さん(56)=真栄里=、佳作は田本佳信さん(76)=八重瀬町=、特別賞は石垣中学校と石垣第二中学校に贈られた。(8面に関連)

 一般の部には県内外の21人から41作品が寄せられ、岡山稔審査委員長ら5人が8月31日に審査。中学校の部は金城弘美氏ら5人の審査委員が同27日、231人から応募のあった235作品から優れた6作品を選んだ。

 廣田さんの歌詞は他界してしまった親や近しい人を懐かしみながら、「月明かりの庭にその影が見えたような気がしたが、走って見に行っても姿はなかった。あの月にいったのでしょうか」と日常生活でふと感じる寂しさを歌っている。

 2度目となる最優秀賞受賞に廣田さんは「日ごろ感じていることをそのまま歌にした。受賞の連絡をもらった時はまさかと驚いた」と振り返った。

 豊年祭や旧盆など行事のたびに島に帰っている廣田さんは、今月15日に開催されるとぅばらーま大会でも帰省を予定。「前回の受賞は新型コロナで参加できなかった。今回、とぅばらーま大会の会場で実際に聴けるのを楽しみにしている」と話した。

 岡山委員長は講評で「流れるようなすまむにをいかに引き継いでいくかが問われている。高齢者から若い人まで頑張って取り組んでほしい」と述べた。

 中学生の部について金城弘美委員は「素晴らしい作品が多かった。字余りだったり字足らずだったりする歌詞が目立った。とぅばらーまの曲に合わせた作詞をしてほしい」と指摘した。

 中学校の部で選考された作品は次のみなさん。

 ▽大底美月(石垣中3年)、木伏大地(同)、宮良茉花(石垣第二中2年)、中上基志(同3年)、慶田盛信翔(同)、仲野大惺(同)

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