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タクシー配車アプリ始動

スマホなどから配車位置を指定してタクシーを呼ぶことが可能になりマッチング率の向上が期待できる

スマホなどから配車位置を指定してタクシーを呼ぶことが可能になりマッチング率の向上が期待できる

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きょうから石垣島内の全社、全車両対象

 石垣島内を走るタクシーの全車両が対象となる「石垣島タクシー配車アプリ」が2日から運用をスタートさせる。ジャンボタクシーを除いた250台全てに配車専用端末が搭載され、客がスマートフォンのアプリで配車を依頼すると一番近いタクシーが指定の場所まで配車される。料金は、降車時に現金やクレジットカード、電子マネーなどで支払う。全社が統一したシステムを使うことで、配車の効率化につなげるとともにマッチング率の向上も狙う。

 島内では、タクシー事業者12社が約250台のタクシー車両を運行。これまでは、電話や配車アプリなど各社まちまちの方法で配車の受け付けを行っており、電話で配車依頼する客の目の前を空車のタクシーが通り過ぎるなどマッチング率の低下や待ち時間が長くなるなどの課題があった。

 新たに導入したシステムは、同アプリの公式LINE(ライン)から利用。客がアプリの地図上に希望する迎車先を指定することで一番近くにいる車両に依頼が入り、最短時間でタクシーが迎えに来る仕組み。南ぬ島石垣空港とユーグレナ石垣港離島ターミナルは、タクシーの待機場があることから同アプリの対象外となっている。

 今後は、先月から始まっているライドシェアの車両も同アプリから利用できるようになる。

 沖縄県ハイヤー・タクシー協会八重山支部の伊良皆高司支部長は「全社統一アプリを使うことでマッチング率の向上につながる。市民や観光客の移動の足としての役割を果たしていきたい」と話した。

  • タグ: 石垣市タクシー
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