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東京に行くと喫煙者が直面する現状がよくわかる…

 東京に行くと喫煙者が直面する現状がよくわかる。コンビニには喫煙所がなく、道路脇の狭い喫煙スペースでは喫煙者が肩を寄せ合って煙を吐いている。自分の職場でたばこを吸えないのか、わざわざ近くのパチンコ屋まで移動して喫煙する会社員もみた。喫煙者の居場所は減りつつある▼たばこはお金がかかるうえ、健康にも悪影響を与える。また、外で吸う場所も限られるため、そもそもたばこを吸い始めない方が賢明だ▼しかし、一度喫煙者になると禁煙は容易ではない。禁煙に成功した人は、その辛い時期を乗り越えて達成していることが多い▼全国健康保険協会沖縄支部は「卒煙までの56日」という形で、禁煙にチャレンジした人の心境を紹介している。この挑戦者は吸いたい気持ちを抑えつつも、11日目には一本吸ってしまう▼その後も禁煙を続け、26日目からたばこを買う夢を見るようになり、ついには夢の中でたばこを吸った。このエピソードは、たばこの依存性がどれほど強いかを物語っている▼長年喫煙していると禁煙は難しいが、たばこ歴が浅い若者や加熱式たばこだけを吸う人は、比較的禁煙しやすい傾向もある。やがて沖縄でも、東京のようにたばこを吸う場所がなくなるはずなので、今のうちに禁煙を検討してみてはどうだろう。(玉津盛昭)

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