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石垣島ぱいーぐるズV

宮古島市選抜との決勝を制し、5年ぶり2度目の優勝を飾った石垣島ぱいーぐるズ=22日午前、大谷公園野球場(長崎市壱岐市)

宮古島市選抜との決勝を制し、5年ぶり2度目の優勝を飾った石垣島ぱいーぐるズ=22日午前、大谷公園野球場(長崎市壱岐市)

離島甲子園 5年ぶり2度目

 【長崎】長崎県壱岐市で開催されている国土交通大臣杯第15回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園・同実行委員会主催)は最終日の22日、大谷公園野球場で決勝戦を行い、石垣島ぱいーぐるズ(石垣市選抜)が宮古島アララガマボーイズを7―6で下して、2019年以来5年ぶり2度目の優勝に輝いた。大会を通じて活躍が光った選手に贈られる個人賞は最優秀選手賞(村田兆治賞)に大会新記録となる4本塁打を放った渡嘉敷信之介、優秀打撃賞に島尻琳正が選ばれた。

 

 沖縄県勢同士の対決となった決勝、石垣島は初回に先制を許したが、二回表に主将・島尻の適時二塁打などで逆転に成功。その後同点に追いつかれたものの、三回に勝ち越し、四回には2本の本塁打で加点するなど7―4とリードを広げた。最終回には粘る宮古島に2点を返されたものの、チーム一丸で守り切って7―6で勝利。手に汗握る大接戦を制した。

 同日午後の閉会式後には元プロ選手による野球教室やキャッチや送球の技術を競うキャッチボールクラシックが開かれた。夕方には交流パーティーが行われ、離島球児同士で健闘をたたえあった。

 大会はハンディを抱える離島の中学生が一堂に会し、野球を通じて交流することで人間形成や地域振興に寄与することを目的に元プロ野球選手の故・村田兆治氏によって提唱されたもの。今大会には全国の島しょ地域23自治体から24チームが出場し、3日間にわたる熱戦を繰り広げた。

 ぱいーぐるズのメンバー18人とスタッフは23日午後3時40分着の便で空路帰島する予定。

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