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相続した畑の土地改良賦課金と家の下水道料…

 相続した畑の土地改良賦課金と家の下水道料金の請求書を見て、その課金方法が公平なのかいつも疑問に思っている▼農業用水はスプリンクラーやホースでの畑地への散水や灌水、農機具類の洗浄などに使われている。ご案内のように宮良牧中など土地改良先行地区の用水代は一律で道路への飛散、栓元での漏水があっても気にせず使い放題の現状▼公平を期すためには、やはり畑地ごとにメーターを取り付け、使用料は基本料金を定めたうえで、農家には増量分を加算請求すべき▼石垣市の現在の下水道料金も水道料金の約5割を目安にしている。しかし水道料金には下水道に流している台所、風呂洗濯、トイレなどの排水以外に洗車や庭への散水分も含まれ基準にするにはあいまいこの上ない。公平性という点から下水道にもメーターは必需▼この際石垣市に上、下水道行政の一本化検討を望む。土地改良区と同じように上下水道基盤整備、維持管理費を積算し全所帯で薄く均等負担してもらう。下水道にもメーターをつけ明確な加算をする。下水道につながない所帯の浄化槽の点検くみ取りは上下水道公社が一元管理する▼電気料金でも再生エネルギー、原子力などの整備、維持管理費は受益全所帯から協力金を徴収している。水利行政もそうあるべきだと思う。(仲間清隆)

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