地域の話題を小中学生向けにリライトした…
- 2024年08月09日
- 不連続線
地域の話題を小中学生向けにリライトした「こども新聞」が8月4日からスタートした。地域の行事や子どもたちの活躍などが伝えられている▼第1号では、四カ字豊年祭や石垣市平和大使の任命式、けがから回復して自然に帰ったカンムリワシなどのローカルな話題が紙面を飾った。本紙では、子ども向けに「週間やっぴぃ」を以前から展開しているが、新たに始まったこども新聞と併せて楽しんでほしい▼こども新聞は小学生をメインの読者に想定。子どもたちにも分かりやすい記事を心がけるのだが、内容を一目で伝える見出しを付けるのに苦労する。整理部の腕の見せどころだ▼学校などで新聞を教材として活用するNIE活動が全国で行われている。1930年代に米国で始まり、日本では85年に静岡県で開催された新聞大会で提唱された。その後、教育界と新聞界が協力し、社会性の育成や活字文化と民主主義社会の発展などを目的に展開されている▼新学習指導要領では、子どもたちが未来社会を切り開くための資質・能力を一層確実に育成することを目指し、子どもたちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し,連携する「社会に開かれた教育課程」を重視するとなっている▼八重山の未来を支える子どもたちの学習に活用してもらえたら幸いである。(立松聖久)
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