連日、熱戦が展開されているパリ五輪も終盤戦に…
- 2024年08月08日
- 不連続線
連日、熱戦が展開されているパリ五輪も終盤戦に入り、各競技でメダル獲得、上位進出など日本選手団の活躍が報じられている。そんな中で、卓球団体は男女がそろって準決勝に進出。勝てば、銀メダル以上が確定する▼6日の深夜に男子の準々決勝、台湾戦をテレビで視聴したが、台を挟んだ高速ラリーにくぎづけとなった。筆者も中学時代に卓球をかじったのである程度の知識はあったが、筆者の記憶している当時の卓球とは異質で、スピード、技術とも各段に上がった異次元の高速卓球だ▼台上でボールに自在に回転をかける「チキータ」と呼ばれる技術も普及。それを使いこなす五輪選手の技術の高さとスピード、反応する動体視力、反射神経には驚くばかりだ▼これに対応するラケットも、ほとんどが両面にラバーが張られたシェークハンド。片面を使うペンホルダーは皆無。現在の高速化した卓球への対応は両面を自由に使えるシェークハンドが有利なのだろう▼代表選手の低年齢化も進み、10代の代表選手が台頭している。幼少期からしっかりとした指導体制が整うことで、低年齢であっても力を持った選手が育成できている証だ▼石垣でも幼少期から卓球に親しめる環境が整いつつある。いつの日か、卓球の日本代表が誕生することを期待したい。(下野宏一)
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