八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

連日、熱戦が展開されているパリ五輪も終盤戦に…

 連日、熱戦が展開されているパリ五輪も終盤戦に入り、各競技でメダル獲得、上位進出など日本選手団の活躍が報じられている。そんな中で、卓球団体は男女がそろって準決勝に進出。勝てば、銀メダル以上が確定する▼6日の深夜に男子の準々決勝、台湾戦をテレビで視聴したが、台を挟んだ高速ラリーにくぎづけとなった。筆者も中学時代に卓球をかじったのである程度の知識はあったが、筆者の記憶している当時の卓球とは異質で、スピード、技術とも各段に上がった異次元の高速卓球だ▼台上でボールに自在に回転をかける「チキータ」と呼ばれる技術も普及。それを使いこなす五輪選手の技術の高さとスピード、反応する動体視力、反射神経には驚くばかりだ▼これに対応するラケットも、ほとんどが両面にラバーが張られたシェークハンド。片面を使うペンホルダーは皆無。現在の高速化した卓球への対応は両面を自由に使えるシェークハンドが有利なのだろう▼代表選手の低年齢化も進み、10代の代表選手が台頭している。幼少期からしっかりとした指導体制が整うことで、低年齢であっても力を持った選手が育成できている証だ▼石垣でも幼少期から卓球に親しめる環境が整いつつある。いつの日か、卓球の日本代表が誕生することを期待したい。(下野宏一)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム