新城 パリを激走
- 2024年08月04日
- スポーツ
パリ五輪の自転車競技男子個人ロードレースは日本時間の3日午後6時、トロカデロ広場をスタートし、石垣市登野城出身の新城幸也(39)=バーレーン・ヴィクトリアス=が力走している。レースは同広場を発着点とする総距離273㌔のコースで行われており、90人が出走。4日午前1時すぎに終了する見通し。石垣島の実家では家族や親戚、後援会関係者など約30人が集まり、動画配信サービスで配信されている中継をテレビに映して視聴。パリの地で奮闘する新城に熱い声援を送った。
沖縄県勢最多、4度目の五輪出場となる新城は2012年のロンドン五輪で48位、16年のリオデジャネイロ五輪で27位、21年の東京五輪で35位だった。今回が「最後の五輪」と位置づけている新城は自転車競技を始めた運命的な地・フランスパリでのメダル獲得、過去最高順位更新を目指している。
今大会は獲得標高2800㍍と全体的に起伏が多く、トリッキーなコース。ヴェルサイユ宮殿やシュヴルーズ渓谷、ヴァンセンヌの森、エッフェル塔などの名所を通る壮大なコースとなっている。
日本時間午後6時(現地時間午前11時)、トロカデロ広場をスタートした選手らはルイ・ゲイ・リュサック通りの本スタートまで、エッフェル塔やセーヌ川、カルチエ・ラタンを通る5㌔の行進区間を疾走。その後、パリの西部を大きく周回する区間(225㌔)と18・4㌔を2周回する区間を走り、トロカデロ広場のフィニッシュを目指した。
新城は終盤までメイン集団内に位置づけポート・ロイヤル峠などの難関といわれる峠を力走。前を走る逃げ集団を追っている。
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