八重山毎日新聞社

　映画やスポーツ中継、カラオケなどを楽しむために6年前に畳サイズの大きなテレビを購入した▼保証期間の5年が過ぎた去年の末頃から、映像が乱れ画面に砂嵐状のざらざらが出て以後、不具合が続いている。一時電源を落とし、しばらくしてスイッチを入れたら何事もなかったかのように復活するのでだましだまし見てきた▼ところが今年のパリオリンピックではスイッチを入れたり切ったりのつなぎ見では家族のストレスは、たまるいっぽう。オリンピックの終わらないうちに何とかしなくては▼幸い、オリンピックはＮＨＫプラスというサービスのおかげでパソコンやタブレット、スマートフォンでも見られる。ただ画面が小さすぎ家族全員で楽しむには無理がある▼修理を依頼したらさっそく係員が訪ねてきた。計測器で電波強度を図り、弱すぎるのでブースター（増幅器）を取り付けたいとの申し出。新品を付けるので買い取りでお願いできないかとも。少し高い修理についたが、これで直るならやむ得ない▼翌日から久しぶりの終日オリンピック三昧。この日は映りもよく深夜のサッカーまで応援していたら、いいところで映像がまた乱れ映らなくなってしまった。故障原因が電波の弱さでないならどこにあるのだろう。購入したブースターはどうなる。（仲間清隆）