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先月、子が所属するバレーボール部の…

 先月、子が所属するバレーボール部の県中体連大会を初めて見に行った。会場は名護中学校体育館。離島勢は応援の数で圧倒的に劣るが、3年生最後の大会だからと付き添いの保護者を含め筆者ら9人が駆け付けた▼1回戦は2―0で順当に勝ち上がった。2回戦の相手は優勝候補筆頭校。過去に2度、準々決勝で敗れ、ベスト4進出を阻まれてきた。最後の大会でその壁を、と練習に励んできたという▼親も後押ししたい。サーブを受けるときは「さー来い、さー来い」「イーチ、ニー、サン」、得点したときには「いーぞーいーぞー」「ゴーゴーレッツゴー、レッツゴー」などと声を張り上げる。コートと観覧席が一体となっていた▼第1セット。シーソーゲームの末、24―24のデュースとなり、29―27で制した。第2セットからは主力選手らの故障もあって連続して落としたが、優勝した相手校から唯一奪ったセットとなった▼試合後、監督も選手も応援が後押しになったと振り返っていた。保護者もそう感じていた。その一体感がうれしかった▼パリ五輪体操団体戦で優勝した日本男子。エースの橋本大輝選手があん馬で落下した際、仲間が「大丈夫だ。諦めるな」と鼓舞し、その後も互いに励まし合う姿が印象的だった。応援の力はすごい。(比嘉盛友)

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