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仕事を終えて自宅に帰り、車から降りると…

 仕事を終えて自宅に帰り、車から降りると明るく輝く流れ星が視界を横切った。8月1日から7日まではスター・ウイークだ。1995年に当時、国立天文台広報普及室長を務めていた天文学者の渡部潤一氏の提案が始まりだという▼同週間の今年のキャッチコピーは「だって星が奇麗だから」。どんな場面でも、夜空に光り輝く星は自分に寄り添ってくれていると願う気持ちが込められているようだ▼旧暦の七夕にあたる10日には恒例の「南の島の星まつり」が開催さる。3日から12日の星空ウイーク期間中、講演会やVERA石垣島の特別公開、天体観望会など関連イベントが目白押しだ▼本紙の日曜随筆で筆を執る東里彩加さんは移住組。星空保護区を有する石垣島に4年前にやって来た。今は星空ツーリズム星空案内人として活躍しながら、八重山の星空のすばらしさを伝えている▼5月26日付の日曜随筆では八重山の島々から見る夜空の「特別感」を解き明かしつつ、こう結ぶ。「われわれが暮らすこの島の星はまぎれもなく日本一の星空であり、この恵まれた自然環境は島民全員が誇りに思うべきだ」▼今週末は新月が訪れる。月の光にじゃまされずに星を観察するまたとないチャンス。天気もよさそうだ。夏休み中の子どもたちと夜空を見上げてみよう。(立松聖久)

 

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