那覇生活はモノレール出勤から始まる。何駅か…
- 2024年07月31日
- 不連続線
那覇生活はモノレール出勤から始まる。何駅か移動して、職場に徒歩で向かう。取材では社用車に乗るが、距離が1㌔程度なら歩くことが多い▼職場には原付きバイクもあるが、本島の道路は片側2車線以上が一般的。場合によっては二段階右折が必要になる。しかし、どこで二段階右折すべきか分からないため、原付きには乗らずにいる。帰り道は少し遠くの駅まで歩き、街中の意外な発見を楽しむ▼徒歩生活の天敵は急な降雨。傘がない時には雨宿りを余儀なくされ、予定に遅れることも。必須アイテムは折り畳み傘。紫外線が強い時は日傘にもなって便利▼世の中にはダイエット商品が多く出回っているが、歩いてやせるほうが手っ取り早い。実際、那覇勤務の最初の半年で体重が8㌔減ったと報告する▼少し前のデータだが沖縄県の2021年度県民健康・栄養調査によると、1週間の運動日数が0日の割合は男性39・5%、女性45%。40歳代男性だと56・8%で最高値だった。運動不足は肥満につながり、病気を引き起こしやすくなる▼私はいま石垣島に帰省中だが、豊年祭や観光客を除き、道を歩いている人をほとんど見かけない。歩くことは健康長寿にとって重要。まずはコンビニまで歩く、バス出勤に変えるなど、小さなルールを作ることから始めよう。(玉津盛昭)
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