八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

那覇生活はモノレール出勤から始まる。何駅か…

 那覇生活はモノレール出勤から始まる。何駅か移動して、職場に徒歩で向かう。取材では社用車に乗るが、距離が1㌔程度なら歩くことが多い▼職場には原付きバイクもあるが、本島の道路は片側2車線以上が一般的。場合によっては二段階右折が必要になる。しかし、どこで二段階右折すべきか分からないため、原付きには乗らずにいる。帰り道は少し遠くの駅まで歩き、街中の意外な発見を楽しむ▼徒歩生活の天敵は急な降雨。傘がない時には雨宿りを余儀なくされ、予定に遅れることも。必須アイテムは折り畳み傘。紫外線が強い時は日傘にもなって便利▼世の中にはダイエット商品が多く出回っているが、歩いてやせるほうが手っ取り早い。実際、那覇勤務の最初の半年で体重が8㌔減ったと報告する▼少し前のデータだが沖縄県の2021年度県民健康・栄養調査によると、1週間の運動日数が0日の割合は男性39・5%、女性45%。40歳代男性だと56・8%で最高値だった。運動不足は肥満につながり、病気を引き起こしやすくなる▼私はいま石垣島に帰省中だが、豊年祭や観光客を除き、道を歩いている人をほとんど見かけない。歩くことは健康長寿にとって重要。まずはコンビニまで歩く、バス出勤に変えるなど、小さなルールを作ることから始めよう。(玉津盛昭)

 

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム