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八重高郷土芸能部が壮行会

カニの童謡に着想を得た演舞「あんぱるぬみだがーま」を披露する八重山高校郷土芸能部=27日夕、石垣市民会館大ホール

カニの童謡に着想を得た演舞「あんぱるぬみだがーま」を披露する八重山高校郷土芸能部=27日夕、石垣市民会館大ホール

全国大会「心からの笑顔」で

 8月3日から岐阜県で開催される第48回全国高等学校総合文化祭「清流の国ぎふ総文2024」(文化庁など主催)の郷土芸能部門に出場する八重山高校郷土芸能部(島仲美來部長、部員28人)は27日夕、石垣市民会館大ホールで壮行公演(同保護者会主催)を行った。総文祭で披露する演目「あんぱるぬみだがーま」を生き生きと披露し、全国大会に向けて士気を高めた。

 演舞「あんぱるぬみだがーま」は、自然豊かな名蔵アンパルの海で魚や貝を捕る男女の様子を表現した「みなとーま」で始まり、名蔵湾に生息するミダガーマカニによる生年祝いを「あんぱるぬみだがーまユンタ」、祝いの喜びや自然の恵み、結いの心を「めでたい節」「六調節」で表現した踊り。

 島仲部長は「保護者や先生方、友情出演してくれたみなさん、先輩方などたくさんの方々の協力で楽しく演舞することができた」と感謝し、「全国大会では私たちらしく、『心からの笑顔』で自信を持って演舞できたらと思う」と意気込みを語った。

 このほか、同校のカラーガード部やダンス部、放送研究部、同部卒業生、平真マーチングバンドレインボー、正調正風会赤山正子八重山民俗舞踊練場が友情出演し会場を盛り上げた。

 最後は全出演者で校歌ダンスを踊り、「もーやー」で締めくくった。

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