八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

台風3号で大木倒れる

台風3号の強風で倒れたガジュマル=25日午後、富野小中学校職員室前

台風3号の強風で倒れたガジュマル=25日午後、富野小中学校職員室前

万勢岳林道入り口をふさぐような形で倒木したリュウキュウマツ=25日午前

富野小中や万勢岳林道入り口で

 台風3号の影響で25日、石垣市内では大木の倒木被害も確認された。富野小中で憩いの場を提供していたガジュマルが根本から折れ、惜しむ声が挙がった。万勢岳林道入り口ではリュウキュウマツが倒れ、電線類にかかって八重山森林組合のインターネットと電話が使えなくなり、同日夕現在も復旧していない。

 富野小中のガジュマルは職員室前にあり、伊舎堂用右校長によると24日午後10時半ごろに警備員が倒木を確認した。元々弱っていたという。市教育委員会によると、高さは6~7㍍で幹の直径は約1㍍だった。

 池城宰教頭は「職員室に入ってくる日差しを遮ったり、運動会では木陰になるなど地域の方の憩いの場にもなっていた。守り神のようなガジュマルだったのでとても悲しい。コースターをつくるなど、折れた部分を木材にして活用していけたら」と話した。

 万勢岳林道のリュウキュウマツは高さ12~13㍍ほど。林道入り口を封鎖するような形で倒木。同日午前10時半ごろから市の受託業者が高所作業車3台を出し、作業員がチェーンソーで電線類にかかった枝を切り落とした後、幹の部分も切断して撤去した。

  • タグ: 石垣市台風富野小中学校倒木
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム