台風3号で大木倒れる
- 2024年07月26日
- 災害・事件・事故
富野小中や万勢岳林道入り口で
台風3号の影響で25日、石垣市内では大木の倒木被害も確認された。富野小中で憩いの場を提供していたガジュマルが根本から折れ、惜しむ声が挙がった。万勢岳林道入り口ではリュウキュウマツが倒れ、電線類にかかって八重山森林組合のインターネットと電話が使えなくなり、同日夕現在も復旧していない。
富野小中のガジュマルは職員室前にあり、伊舎堂用右校長によると24日午後10時半ごろに警備員が倒木を確認した。元々弱っていたという。市教育委員会によると、高さは6~7㍍で幹の直径は約1㍍だった。
池城宰教頭は「職員室に入ってくる日差しを遮ったり、運動会では木陰になるなど地域の方の憩いの場にもなっていた。守り神のようなガジュマルだったのでとても悲しい。コースターをつくるなど、折れた部分を木材にして活用していけたら」と話した。
万勢岳林道のリュウキュウマツは高さ12~13㍍ほど。林道入り口を封鎖するような形で倒木。同日午前10時半ごろから市の受託業者が高所作業車3台を出し、作業員がチェーンソーで電線類にかかった枝を切り落とした後、幹の部分も切断して撤去した。
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