八重山毎日新聞社

　八重山郡内の小中高校で19日、1学期の終業式が行われた。児童生徒たちは20日から約40日間、楽しみな夏休みに入る。このうち八島小学校（石垣永一校長、児童213人）では19日午前8時半から体育館で式を行い、児童らは夏休みを有意義な時間にするため計画性を持ち、新たな目標を立てて2学期を迎えることを確認した。

　八島小では、夏休みの過ごし方について担当教諭から注意があり、特に「交通事故に気を付けて、子どもだけで海・山に行かない」ことなどを呼び掛けた。また、規則正しい生活リズムで過ごすよう説明もあった。

　石垣校長はあいさつで、70日間あった1学期の学校行事や授業を振り返り、「あっという間の1学期だった。1学期にできなかったことを確認して、2学期にできるようにつなげてほしい」と児童らの夏休み期間中の成長に期待した。

　2年生の内山夕蒼さん（8）は「1学期は生活の時間に町探検や花壇に野菜を植えるなど、いろんな勉強をした。2学期もがんばりたい」と抱負を述べた。5年生の田島愛乃紀さん（10）は「1学期は漢字テストを一発で合格でき、がんばりノートもがんばれた。夏休みはバレーの九州大会があるので優勝を目指したい」と意気込んだ。

　2学期の始業式は石垣市内の公立小中学校は8月28日、竹富町内と与那国町内は同月26日、県立3高校と八重山特別支援学校は9月2日に行われる。

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