新城、棚村選手にエール パリ五輪
郡スポーツ協が横断幕
開幕まで2週間を切ったパリ五輪を控え、石垣市登野城出身の新城幸也選手(39)と、母が石垣市新川出身の棚村克行選手(34)を八重山から応援しようと、八重山郡スポーツ協会(柿本恵子会長)は13日夕、石垣市中央運動公園野球場前の同公園入り口に横断幕を設置した。同協会は両選手の好成績に期待し、八重山からの後押しを呼びかけた。
新城選手は自転車ロードレース競技でロンドン五輪から4大会連続出場。パリ五輪を「最後」と位置づけ、「石垣島の子どもたちにメダルを見せられたら」と意欲を燃やす。
棚村選手は水球男子「ポセイドンジャパン」のゴールキーパー(GK)。石垣島で生まれた後に東京で育ち、中学1年生で水球を始めた。長年にわたって日本代表の正GKに就く守護神。五輪はリオから3大会連続出場になる。
柿本会長は2人の五輪出場に「本当におめでとう」と祝福。新城選手に「沖縄県出身選手としてオリンピック4大会出場は最多記録。沖縄が生んだレジェンドとして活躍を」と期待、棚村選手には「八重山郡民の誇り。子どもたちの目標にもなるだろう。パリの青空の下で試合を楽しんでほしい」とエールを送った。
パリ五輪は7月26日~8月11日まで17日間開催。横断幕は期間中設置して五輪ムードの機運を高めていく。
新城選手は8月3日のレースに出場、ポセイドンジャパンは今月27日に予選ラウンドBグループのセルビア戦で初戦を迎える。
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