底地ビーチ 団体でにぎわう
- 2024年07月10日
- 地域・教育
本格的な海のレジャーシーズンを迎え、石垣市指定海水浴場の底地ビーチが団体客の利用でにぎわいをみせている。木陰の広いスペースが団体利用に適しており、市から管理を受託している合同会社ValueCreation(嘉数博仁代表社員)によると、4月から8月までの間に10団体700人余りの利用が見込まれている。利用は無料だが、同社では安全対策上の観点から事前の申請を呼びかけている。
団体利用は学校や保育園などが多く、春の遠足から海水浴、昼食会、レクリエーションなど形態はさまざま。シャワーなどの施設は老朽化しているものの、ビーチ沿いの広い木陰空間に人気があるようだ。シートを敷くなどして海水浴の合間に休憩したり涼んだりすることができる。
6日には海星小学校(﨑山麻希校長)が毎年恒例のデイキャンプを行い、児童と保護者の計約150人が海水浴や昼食を楽しんだ。﨑山校長は「人工ビーチを利用したこともあるが、底地ビーチは木立が多く、居心地の良さで勝る。完璧なロケーション」と絶賛、津島崇宏教頭は「スタッフの監視もあるので安心できる」と話した。
同社によるとスタッフは15人で、全員がライフセーバーや救急救命の資格を取得しており、管理開始後の9年間無事故。7―8月は午前9時から午後7時まで常時5人を配置し、ビーチの監視などの業務を行っているが、団体利用では配置人員の増員が必要となるケースもあるという。
同社の嘉数代表は「底地ビーチは遠浅なので子どもたちを安心して泳がせることができ、広い木陰でゆっくりすることもできる。10人以上で利用する場合は事前の申請を」と話している。
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