114㌔カジキ釣った
- 2024年07月07日
【与那国】第35回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会の競技が6日、スタートし、初日はトローリング部門でチーム「旗魚」の田中昌和さん(69)=静岡=が114・5㌔のクロカワカジキを釣りトップに立った。初日の釣果は3本。磯釣りでは総量12・8㌔で荒木渉さん=与那国=がトップに立った。大会にはトローリングの部に34チーム、磯釣りの部に50人が出場。7日に最終日を迎え、各部門の優勝者が決定する。
初日は午前7時に米藏一正さんの「久部良大漁音頭」に合わせ34隻が一斉にスタート。午前11時前にTEAM・Kの山本曄逸さん(40)=大阪=が今大会初のクロカワカジキ49・5㌔を釣り上げると、昼すぎにはチーム旗魚の田中さんが100㌔超えカジキを釣ってトップに。午後3時前にはチーム「ブラックキャット」の北村善蔵さん(72)=愛知=が42・5㌔のクロカワカジキを釣り上げた。
今大会最初の釣果となった山本さんは、家族4人で来島。「あんまり釣れた感触は無かったけど巻いたら釣れていた。子どもたちが短冊に釣れるように書いてくれていたので、見せられてよかった」と笑み。「100㌔オーバーを釣りたい」と目標を掲げた。
100㌔超のクロカワカジキを釣り上げた田中さんは、2年前の大会で優勝して以来の釣果。「40~50分かけて無我夢中で釣り上げた。楽しい釣りができた」と笑顔。
初日最後の釣果があった北村さんは「8年ぶりに釣れて非常にうれしい」と感慨深げに語った。
磯釣り部門では、総量12・8㌔を釣った荒木さんが初日首位、同7・5㌔釣り上げた前泊豊さん=石垣=が2位、同7・2㌔の藏元盛勇さん=勝連町=が3位だった。競技のほかにも、海に滑り台などを設営したオーシャンパーク、乗馬体験などもあった。
最終日はトローリング部門が午前7時から午後4時、磯釣りが午前9時から午後3時まで。午後6時30分から表彰式が行われる。午前10時からは漁港内で親子釣り競技も開催予定。
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