カジキ釣り大会開幕
- 2024年07月06日
- 地域・教育
トローリングに37組出場
【与那国】「最西端の島で まだ見ぬ大物 つり上げろ!!」をキャッチフレーズとした第35回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会(与那国町主催)が5日、始まった。同日夕、久部良漁港特設会場で開会式が開かれ、3日間にわたる大会が幕を開けた。大会にはカジキ釣りトローリングの部に37チーム、磯釣りの部に45人が参加し、黒潮の海を舞台に釣果を競う。今大会は優勝チームに賞金10万円が贈呈される。
主催者あいさつで糸数健一町長は「昨年は歴代最高記録を25年ぶりに更新して盛り上がり、黒潮源流の真っただ中に位置する与那国島を大変誇らしく思う。アングラーのみなさま、今大会もぜひ記録更新を期待している」と激励。
与那国町議会の大宜見浩利副議長は「昨年以上の成果を期待するとともに、参加者と島民の親睦を深めて熱い夏にしていきたい」とあいさつした。
昨年大会優勝チームのチーム・ヤマシタから糸数実行委員長に優勝旗を返還。「ことしは目指せ400㌔」と選手宣誓で大漁を誓った。
大会審判長を務める与那国漁協組合の嵩西茂則組合長は「ここ1週間、よく釣れていて今朝も130㌔のカジキがあがった。今週は期待できると思うので、各自体調管理に注意しがんばってください」とエールを送った。
大会キャッチフレーズに選ばれた与那国小学校5年の金城ゆりかさんに賞状が手渡された。
開会式後は久部良中吹奏楽部による演奏や西棒座・与那国民俗芸能伝承保存会による演舞、同町観光大使のみやぞんさんや米蔵一正さんの特別出演で大会の幕開けを盛り上げた。
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