南十字星 7月に初撮影
- 2024年07月03日
- 自然・科学
石垣島天文台 好条件「新たな発見」
石垣島天文台(花山秀和施設責任者)は、12月から6月の期間限定で観測できるとされていた南十字星を7月に入って撮影することに初めて成功した。条件がよければ3日の夜にも撮影のチャンスがあるといい、花山施設責任者は「市の星に制定された7月に撮影できて大変うれしく思っている。この機会に南十字星に関心を持ってほしい」と呼びかけている。
市民や観光客に親しまれる南十字星は、2019年7月に市の星に制定。同天文台では、同年12月から南十字星モニターを設置して毎年、初めて撮影できた日と最後に撮影できた日を記録してきた。
大気の条件や天候により、撮影できる日数は年によりまちまちだが、平均で月に6回ほど写真に写すことが可能だという。
これまで最も遅い記録は6月28日だったが、今回、初めて7月に入っての撮影に成功。6月下旬から条件がよく、28日から7月1日まで連続して写真に収めることができた。
今夜もチャンス
花山施設責任者は「7月に入っても写るというのは新たな発見となった。大気の状態や天候がよければ3日も撮影のチャンスがある」と述べた。
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