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八重山地区女性の主張大会 仲道さん最優秀賞

6月30日、石垣市民会館中ホール

6月30日、石垣市民会館中ホール

玉元さん石垣さん優秀賞

 第13回八重山地区女性の主張大会(八重山三市町女性連合会主催)が6月30日、石垣市民会館中ホールで開かれ、石垣市から2人、竹富町から1人が熱弁をふるった。審査の結果、最優秀賞に「五十代で訪れた私の青春!」と題して発表した仲道利恵さん(57)=宮良婦人会=、優秀賞に玉元志帆さん(51)=豊原婦人会=と石垣生子さん(61)=白保女性会=がそれぞれ選ばれた。仲道さんと玉元さんは9月20日に那覇市の琉球新報ホールで開かれる中央大会に八重山代表として出場、石垣さんは原稿参加する。

 仲道さんは、昨年1年間の婦人会での役員活動を通して得た喜びや活動の大切さを発表、多くの行事をこなす中から女性芸能発表会で「四つ竹」の演目を踊った時の経験を語った。皆で何かをやり遂げる達成感を味わい、人の優しさ・温かさに触れたとし、「婦人会役員を経験しなければ得られなかった、50代で訪れた青春」と締めくくった。

  優秀賞の玉元さんは「介護の現場に笑顔の花を」の演題で離島の介護現場での出来事を紹介、石垣さんは「やふぁやふぁと吹く風に抱かれて」の演題で白保女性会の会長としての活動を歌を交えながら生き生きと発表した。

 小野寺紀子審査委員長は「自分の経験を踏まえて地域の広がりが感じられる内容だった。表情豊かに引き込まれるような工夫がされていた」と講評した。

 大会の冒頭、主催者を代表し八重山三市町女性連合会の川平孝子会長は「みんなと相談したいこと、聞いてほしいことが書かれている。どうぞ一緒に考えるつもりで発表してほしい」と激励した。

 最優秀賞の仲道さんは「1週間前に宮良公民館でリハーサルをやった時はボロボロだったけれど、アドバイスを受けて1週間練習してきょうに至った。公民館活動を通して地域に貢献する姿を両親が喜んでくれて、親孝行と仲間への感謝の気持ちを込めて書いて発表できた。とてもうれしい」と喜んだ。

  • タグ: 八重山女性の主張大会
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