16組が個性豊かな長包メロディー
- 2024年06月30日
- 芸能・文化
演奏会最後に「えんどうの花」を一緒に歌う出演者と聴衆=29日午後、石垣市民会館大ホール
自身が発掘した楽曲について、生演奏を交えて紹介する宮良長包研究第一人者の大山伸子氏(右)=29日午後、石垣市民会館大ホール
沖縄近代音楽の父・宮良長包の偉業をたたえる第16回宮良長包音楽祭(石垣市主催)が29日午後、石垣市民会館大ホールで開かれ、16組の出演者が個性豊かな長包メロディーを奏でた。石垣市名誉市民の長包をたたえ、八重山の音楽文化の発展に寄与することを目的に2年に1度開かれている。
音楽祭は、サークル・ブルバードによる「安里屋ユンタ」のオカリナ演奏で幕開け。いしがき少年少女合唱団が「すみれ」「猫ユンタ」「月の出汐」の3曲を合唱した。
第1回から出演している石垣女声コーラスあかようらは「帰り舟」のほか太鼓・笛に合わせて「宮良橋の歌」を歌い、息のそろった歌声を披露した。
コーラスグループ「まみーず」は、踊りに合わせた愉快な「八重山音頭」と戦争犠牲者を悼む「いのちの歌」の2曲を歌い上げた。
このあと、新里和也さんによる「鳩間節」、田本徹さんによる「なんた浜」などと独唱が続き、島尻哲明さんがサックスで「汗水節」を演奏。石垣島在住の音楽家らで結成したピアチェーレが「迷い鳥」「春小雨」を演奏し、美しい音色を届けた。
松川なおみさんによる「南国の花」「赤ゆらの花」、仲村渠和美さんによる「夜の響き」「泊り舟」、仲吉千賀子さんによる「桑の実」「養老」、宮良牧子さんによる「廣野の涯」などの独唱の後、最後は石垣中学校吹奏楽部の「大鷹小鷹」と「えんどうの花」で締めくくった。
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