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個性的な品ずらり

日からにぎわいをみせた石垣島てづくり市=29日午前、市役所市民広場

日からにぎわいをみせた石垣島てづくり市=29日午前、市役所市民広場

石垣島てづくり市多くの来場者でにぎわい

 さまざまな分野のハンドメイド作家が一堂に会する石垣島てづくり市(同運営委員会主催、石垣市商工振興課共催)が29日、石垣市役所市民広場で始まった。会場には個性的な一点ものの作品がずらり。30日までの2日間で、地元のほか本島、関西、九州を含む約60人の作家が展示販売する。

 「いつの世までも続く島のてづくり」をテーマに▽手仕事を身近に感じてもらいたい▽思いのこもった作品を手にとって作り手との会話を楽しんでもらいたい―との思いで年2回開催しており、市役所では3度目。次回は12月を予定する。

 初日は50人、30日は一部入れ替わって48人がそれぞれ出展する。会場にはアクセサリー、帽子、かご、布小物、衣服、木工、染め物、陶器など多種多様な作品が並ぶ。民具製作、キャンドル作り、キーホルダー作りなどのワークショップも行われている。制服の譲渡コーナーもある。

 このうち「元幼稚園教諭の手作り 知育おもちゃのRimi」を営む喜舎場利美さん(68)は知育につながるおもちゃを並べ、「子どもたちの成長の手助けになれば」と話した。きいやま商店の「ハブとマングース」に採用されたパペットも展示、BSフジの「beポンキッキーズ」でおなじみのパペットが人気を集めた。

 会場には午前10時の開始から多くの人たちが訪れ、作家と会話しながらがら品定めをし、お気に入りを購入していた。50代女性は「初めて訪れたが、目移りする。みんな個性があって手づくりはすごいなと思った」と感心した様子。

 運営委員会の髙橋直美会長は「楽しい作家がいっぱいいるので、ぜひ涼みながら遊びにきてほしい」と呼びかけた。

 30日は午前10時から午後4時まで。

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