八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

お帰りなさい」の開会の辞で始まる…

 「お帰りなさい」の開会の辞で始まる石垣島凧あげ交流会の前夜祭が昨夜、市内ホテルで開催された。2001年に始まり、今年22回を数える交流会で長年司会を務める石垣市女性連合会会長川平孝子さんがリピーターの多さに発した言葉が参加者の心を打ち、慣例に▼以来、空港でも交流会場でも「お帰りなさい、帰ってきたよ」は合言葉。再々訪参加者は八重山の風、人情、食が大好き。中に東京足立の武田守弘さんのように20余年一度も欠かさず通い続ける方も▼こんな熱い皆さんを迎える実行委員会側も複数回来島者には蓑を進呈したり、88歳の健康長寿者には沖縄のトーカクヨイ(米寿祝)を体験してもらってきた▼これまで奈良と鹿児島の方が米寿を祝ってもらっている。今回は長崎の大石初藤さんと若杉英昭さん、石垣市の輿儀守二さん。会場では肖りの酒が回され温かい拍手に包まれた▼ひな壇の竹製の名前入りのトーカク(マス切り)が記念品として贈られた。三名の健康長寿を肖りたいとザルに盛られた石垣島の新米を小分けして記念に持ち帰りたいという参加者も▼本日午前9時から催される人工ビーチでの凧あげ交流会ではコロナ禍で73歳祝いを断念中止した昭和23年、24年の同期の皆さんが77歳の喜寿祝い実現を誓い77枚の連凧を揚げる。(仲間清隆)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム