経常利益最高2億3916万円
- 2024年06月29日
- 社会・経済
石垣空港ターミナル 23年度決算 乗降客数最多260万9000人
石垣空港ターミナル㈱(代表取締役社長・大濵達也石垣市商工会会長)の第16期(2023年4月1日~24年3月31日)決算が28日、定時株主総会後に発表された。第16期(23年度)の売上高は、9億8538万円と前期の9億4629万6000円から4・1%増で経常利益の2億3916万4000円とともに過去最高となった。当期純利益は、前年度より20・2%増の1億9857万9000円と大幅に伸びた。
同社によると23年度の国内線の乗降客数は、新型コロナウイルス感染症の5類移行などで順調に増加。前年度の242万1000人を7・8%上回る260万9000人と過去最高を記録した。
国際線は、定期便運航が20年度から止まったままとなっているが、チャーター便の運航で前年を448人上回る1358人となった。
23年度の売上原価は6億1790万4000円(前年度比3・1%増)、販売費・一般管理費1億1144万4000円(同5・4%増)、経常利益2億3916万4000円(同9・4%増)だった。
22年3月に増築工事が終了し、同4月に供用開始となった国際線旅客施設は、現在、定期運航がないことからほとんど利用されない状態が続いている。同社では、再開に向けて関係機関と調整を進めるとしている。
総会の役員改選では4人が新任されたほか、中山義隆市長が代表取締役に選任された。
新役員は次の皆さん(敬称略)。
▽取締役専務=新垣健一▽取締役=河野辺朋広(全日本空輸沖縄支店支店長)、下地寛正(石垣市商工会副会長)▽監査役=山城興司
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 「飲食接待」疑惑ぬぐえず 2024/12/16
- 石垣で日米共同防災訓練 海兵隊医師ら7人参加 2024/12/02
- 「身近に感じられる」「感動体験」 新博物館建設推進シンポジウム 2024/12/01
- 支援事業計画素案を提示 市子ども・子育て会議 2024/11/26
- 米軍、防災訓練に初参加 2024/11/22
- 子どもまつり盛況 市保育向上推進協 2024/11/17
- 農地でレンタカー違法営業 2024/11/09
- 漂着プラ利用促進で協定 2024/11/07
- 石垣市デマンド交通 きょう実証運行開始 2024/11/06
- 市民憲章碑が新庁舎に 2024/10/23