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経常利益最高2億3916万円

新型コロナの5類移行などで客足が戻り、過去最高の乗降客数を記録した南ぬ島石垣空港

新型コロナの5類移行などで客足が戻り、過去最高の乗降客数を記録した南ぬ島石垣空港

石垣空港ターミナル 23年度決算 乗降客数最多260万9000人

 石垣空港ターミナル㈱(代表取締役社長・大濵達也石垣市商工会会長)の第16期(2023年4月1日~24年3月31日)決算が28日、定時株主総会後に発表された。第16期(23年度)の売上高は、9億8538万円と前期の9億4629万6000円から4・1%増で経常利益の2億3916万4000円とともに過去最高となった。当期純利益は、前年度より20・2%増の1億9857万9000円と大幅に伸びた。

 同社によると23年度の国内線の乗降客数は、新型コロナウイルス感染症の5類移行などで順調に増加。前年度の242万1000人を7・8%上回る260万9000人と過去最高を記録した。

 国際線は、定期便運航が20年度から止まったままとなっているが、チャーター便の運航で前年を448人上回る1358人となった。

 23年度の売上原価は6億1790万4000円(前年度比3・1%増)、販売費・一般管理費1億1144万4000円(同5・4%増)、経常利益2億3916万4000円(同9・4%増)だった。

 22年3月に増築工事が終了し、同4月に供用開始となった国際線旅客施設は、現在、定期運航がないことからほとんど利用されない状態が続いている。同社では、再開に向けて関係機関と調整を進めるとしている。

 総会の役員改選では4人が新任されたほか、中山義隆市長が代表取締役に選任された。

 新役員は次の皆さん(敬称略)。

 ▽取締役専務=新垣健一▽取締役=河野辺朋広(全日本空輸沖縄支店支店長)、下地寛正(石垣市商工会副会長)▽監査役=山城興司

  • タグ: 石垣市石垣空港ターミナル
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