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健康増進・疾病予防へ 石垣市

包括連携協定を結ぶ日本生命保険相互会社那覇支社の首藤丈司支社長(右)、中山義隆石垣市長=24日午前、市役所庁議室

包括連携協定を結ぶ日本生命保険相互会社那覇支社の首藤丈司支社長(右)、中山義隆石垣市長=24日午前、市役所庁議室

日本生命支社と包括連携協定

 石垣市は24日、日本生命保険相互会社那覇支社(那覇市、首藤丈司支社長)と包括連携協定を締結した。同社は、市と連携して健康増進・疾病予防に関することや高齢者の介護・生きがい増進などに取り組んでいく。

 取り組む内容は▽健康増進・疾病予防▽地域の安心・安全▽高齢者の介護・生きがい増進▽児童・青少年の健全育成▽文化・スポーツ振興▽子ども・若者の育成支援▽その他、市と同社が必要と認める事項―の7項目。

 具体的には、石垣市で行うスポーツイベントなどでブースを設置し、血管年齢測定・ベジチェックなどの健康チェックを行う。交通安全などに関する啓発活動、高齢者の見守り活動への協力も実施。子どもたちに金融教育に関する出前事業も行う。

 同社は、昨年度からがん検診の受診者のサンプルをとり、受診率向上に向けた情報収取を行っている。首藤支社長は「がん検診になぜ行っていないのか、課題を見つけて受診を促進していきたい」と述べた。

 中山市長は、少子高齢化の進行、地域医療や福祉の充実などを解決すべき課題だとして「がん対策として早期発見で早期治療にもつなげられる状況をつくりたい。できるなら日本生命さんの知見を生かしていただいて、がん検診率の向上にもつなげたい」と述べた。

 同社は、地域のためにさまざまな角度から活動に取り組もうと、全国の都道府県と協定を締結。沖縄県は2017年に結んだ。市町村別でみると石垣市との締結は県内4例目。

 今後の活動スケジュールは、今月30日に石垣市長杯卓球大会でベジチェック、来月は中学校で金融に関する出前講座、集団特定健診で血管年齢測定も予定している。

  • タグ: 石垣市健康
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