八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

大仲さん(八商工)優秀賞で全国へ 放送コン県大会

NHK杯全国高校放送コンテスト沖縄県大会で優秀賞の大仲真白さん(前列右)と優良賞の南風原望美さん(同左)と後輩部員=21日夕、校長室

NHK杯全国高校放送コンテスト沖縄県大会で優秀賞の大仲真白さん(前列右)と優良賞の南風原望美さん(同左)と後輩部員=21日夕、校長室

優良賞に南風原さん

 第71回NHK杯全国高校放送コンテスト沖縄県大会が11、12の両日、県男女共同参画センターてぃるるで行われ、八重山商工放送同好会(7人)から6人が出場、朗読部門で部長の大仲真白さん(情報技術科3年)が優秀賞、副部長の南風原望美さん(同)が優良賞に選ばれ、優秀賞の大仲さんが全国大会派遣を獲得した。同校から個人部門で全国出場は初めて。

 朗読部門は課題図書5冊から1冊を選択して朗読するもので、110人がエントリー、大仲さん、南風原さんともに「泥流地帯」(三浦綾子著)を選び、好きな場面を2分間朗読した。2人とも予選を勝ち上がって14人による決勝へ進出、入賞した。

 大仲さんは前回、前々回とも優良賞。滑舌面での課題を指摘されてきたため、一音一音を大切にすることを重点に練習してきた。「部員が2人から7人に増えたので練習量を増やすことができた。八重高、那覇高との合同練習も生かされた」と振り返った。

 南風原さんは「これまで独りよがりの批評されてきたが、部員それぞれの視点から作品を解釈することができ、人に届ける朗読ができたと思う」と満足そう。

 全国に向け、大仲さんは「最後のチャンスをつかめてうれしい。全国での経験を後輩たちにどう伝えることができるかを意識し、自分の持っているものを全部出し切って素晴らしいと言われる朗読をしたい」と意気込み、南風原さんも「大仲さんの読みを聞いて意見交換したい」とサポートを約束した。

  • タグ: 放送コンテスト八商工
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム