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市総合体育館 オンライン予約導入を

東内原とも子氏(右上) 石川勇作氏(左上) 大道夏代氏(右下) 登野城このみ氏(左下)

東内原とも子氏(右上) 石川勇作氏(左上) 大道夏代氏(右下) 登野城このみ氏(左下)

6月市議会一般質問 津波避難、橋の耐震強化

 6月定例石垣市議会(我喜屋隆次議長)の一般質問3日目は12日、東内原とも子、石川勇作、大道夏代、登野城このみの4氏が登壇した。石川氏は、石垣市公式LINEなどからの公共施設オンライン予約システムに石垣市総合体育館を追加して、予約を1~2カ月前から行えるように求めた。登野城氏は、地震・津波発生時にバンナ岳などにつながる橋の耐震強化を要望した。(9面に関連、7面に質問要旨)

 同体育館メインアリーナの予約は、大会以外の専用予約、部分予約がある。石川氏は、部分予約の受け付け開始が「1週間前だと短い。1カ月から2カ月前にできないか」とし、米盛治子道路・施設課長は「他の市町村の事例なども参考に部分予約の受付開始時期について検討したい」と述べた。オンライン予約の追加も前向きに検討していく。

 登野城氏は、大地震の際に津波が新川川の遡上を想定し、シードー線以北にかかる橋の耐震強度を確認。

 米盛課長は県道の橋は三つあり、なたつ橋は県八重山土木事務所から「耐震改修済み」と報告をうけたと説明。市道の橋は九つあり、緊急輸送道路に指定されている橋はなく、耐震診断は未実施。2021年度の点検調査で健全が6橋、予防保全段階は3橋だった。

 石垣市於茂登岳登山道・頂上展望台設置に向けて、ことし3月4日に石垣庁内関係課で第1回検討委員会が開かれた。

 松川英樹農政経済課長は、東内原氏の質問に「山頂の南側エリアは規制の少ない第3種特別地域のため、景観と調和した周囲に負荷の少ない眺望施設などの整備であればクリアできるものと考えている。於茂登岳山頂付近を国立公園事業の園地にすることで、整備が可能だと環境省より見解もうかがっている」と答弁した。

 大道氏は、建築中の新川児童館開館後、石垣市登野城にある「とのしろ児童館」の今後について、市の考えを確認。

 とのしろ児童館の建物は築50年が経過し老朽化が激しく、市は利用者の安全性確保の観点から長期間利用は困難とみている。新川児童館開館後、健康福祉センター内の子どもセンター、とのすく児童館の利用状況を1~2年かけて検証する。前盛良太子育て支援課長は、石垣市中央運動公園南側の「たこちゅー公園」周辺を候補地に、新たな児童館整備を「検討していく」とした。

  • タグ: 石垣市議会
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