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楽しい小浜島のばあちゃん

「きよしのズンドコ節」を踊る石垣市第1民生委員・児童委員協議会員

「きよしのズンドコ節」を踊る石垣市第1民生委員・児童委員協議会員

「歳の数だけ夢がある」を歌う小浜島のばあちゃん合唱団のみなさん=いずれも8日午後、小浜公民館

石垣市の民生委員ら 現地で合唱団と交流

 【小浜】石垣市第1民生委員・児童委員協議会(崎原喬会長)と、80歳以上のお年寄りグループ「小浜島のばあちゃん合唱団」(19人)による交流会が8日、小浜公民館で行われた。第1民児協高齢者福祉班の中から「島外の高齢者とも交流したい」との声を受け、ボランティアとともに同合唱団を運営するうふたき会(土田喜久男会長)が第24回「3月遊びお楽しみ会」で企画、実現した。

 

 協議会から11人が来島した。交流会は小浜島のばあちゃん合唱団による斉唱「小浜島」で幕開け。80歳になった新メンバーの成底昭子さんとボランティアの吉本麻美さん、須貝かおりさんによる「ぐじん風」に続き、同団最年長の目仲トミさん(100)が講談「10805部隊の思い出」と「姉さんの歌」を披露し、会場を笑いに包んだ。

 同団メンバーによるハンドベル演奏や「島のブルース」「赤またー節」「みなとくり節」「国頭ジントヨー」、第1民児協の「きよしのズンドコ節」「歳の数だけ夢がある」など20演目が披露され、最後はみんなで「モーヤー」で盛り上がった。会場には家族や地域住民も訪れ、楽しいひと時を過ごした。

 同団の目仲さんは「とっても楽しかった。毎日練習して長生きできて楽しい」と笑顔。平良蓉子さん(90)は「みんなで楽しくできてよかった。みんなと楽しむことで元気になれる」、仲盛米子さん(82)は「楽しかった。初めての参加で頑張ってハンドベルや手話を覚えた」とそれぞれ話した。

 同班の高橋永子班長は「お年寄りの安心した笑顔をみて、みんなで助け合う環境が出来ていることを実際に見て知ることができて、島ならではのつながりに感動した。委員からは『充実できた』『涙が出るほど感動した』などの声があり、見習うべきことがたくさんあった。この経験から石垣島でもそのつながりを生かしていきたい」と話した

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