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現職2氏 3期目当選 石垣市区

県議選

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2期連続で無投票

 任期満了に伴う沖縄県議会(定数48)議員選挙が7日告示され、石垣市区(定数2)には無所属の次呂久成崇(50)=立民、社民、共産推薦=、自民公認の大浜一郎(62)=公明推薦=の現職2氏が順に立候補を届け出た。同日午後5時までにほかに立候補がなく、2氏の3期目当選が決まった。石垣市区の無投票当選は補欠選挙を除き4度目。2期連続は初めてとなる。(11面に関連)

 2020年の前回は、新型コロナウイルス感染症が国内に流入した直後で「選挙戦どころではない」という雰囲気の中での無投票。今回は、住民生活や社会活動に制限がなくコロナ前を取り戻し、一時的に第3極の候補者として出馬を模索する動きもあったが具体化しなかった。

 3期目に向け、次呂久氏は▽軍事力の強化、特定利用空港指定に反対▽農水産業・経済振興▽八重山病院の医療環境充実、離島医療と急患空輸の体制強化▽物価高騰に伴う住民負担の軽減―を基本スタンスに80項目の政策を掲げた。

 大浜氏は▽空港アクセス道路の早期開通▽給食費の無償化▽離島医療の充実▽離島割引航空運賃をもっと安く▽石垣空港の滑走路延長―の重点取り組みを据えて八重山3市町それぞれの課題解決に69項目の政策を打ち出した。

 両氏は7日午前8時半から選対本部などで出発式、出陣式を行った後、石垣市内を遊説。同日午後5時に当選が決まると、支持者らと喜びを分かち合った。

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