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2019年から4年間、猛威をふるい昨年5月から…

 2019年から4年間、猛威をふるい昨年5月から季節性インフルエンザと同じ5類に移行された「新型コロナウイルス」だが、最近、また流行の兆しがあるという▼保育所や学校などで感染が広がり、市内の病院などでも患者が増加しているようだ▼筆者も4日に発症。38度台後半の発熱と頭痛を解熱剤で抑えながらこの不連続線を書いている。筆者がコロナに感染するのは22年夏以来、2度目。前回は、ひどいせきがあったが今回はなし。発熱と頭痛はあるものの、症状は軽いように感じる▼5類移行後、感染予防の定番だったマスクも、街中では着用している人はかなり少なくなっている。手のアルコール消毒などを含め感染対策への意識が薄くなっていることで、感染拡大にはどめがかからないのかもしれない▼さらに、5類移行後も強制力はないものの、感染予防で発症から5日間は自宅待機が必要。これをいやがり、発熱後も解熱剤などを服用し、仕事に出ている人もいるのではないか。その結果、感染拡大につながっている可能性も否定できない▼コロナは、感染力の強い感染症。インフルエンザのように特効薬が普及していないだけに、高齢者が感染すると重症化する恐れも。感染拡大の現状を考えるとマスクなどの感染対策がまだ必要のようだ。(下野宏一)

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