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八重山毎日杯ジュニア将棋選手権 高橋紡さん3連覇

八重山毎日新聞社杯第9回八重山ジュニア将棋選手権大会選手権の部、初級者の部の上位入賞者ら=26日午後、本社会議室

八重山毎日新聞社杯第9回八重山ジュニア将棋選手権大会選手権の部、初級者の部の上位入賞者ら=26日午後、本社会議室

保護者も観戦する中で対局する子どもたち=26日午後、八重山毎日新聞社会議室

初級者の部は宮城さん初Ⅴ

 八重山毎日新聞社杯第9回八重山ジュニア将棋選手権大会(日本将棋連盟八重山支部主催、八重山毎日新聞共催)が26日、本社会議室で行われ、選手権の部は高橋紡さん(石垣中1年)が3連覇、初級者の部は宮城拓叶さん(野底小2年)が初優勝を飾った。

 大会は選手権の部に7人、初級者の部に6人が出場し、それぞれ総当たり戦と3位決定戦を行った。

 選手権の部で優勝した高橋紡さんは全国中学生将棋選手権の県予選でも優勝しており、今大会も5戦全勝で強さを見せつけた。

 8月に出場する全国大会に向け「全国は強い人が多いが、1勝を目指して最善を尽くしたい。大人たちに対局相手をしてもらって強くなりたい」と見据えた。

 初級者の部で優勝した宮城さんも6戦全勝。出場した大会で優勝は初めてといい「うれしい」と顔をほころばせた。

 将棋は1年ほど前から母親に教わって始めた。現在は八将館こども将棋教室に通っており、「お母さんにも負けないようになってきた」。好きな駒は飛車が成ったときの「竜王」。「詰将棋の本を読んで練習したい」と楽しそうな笑みを浮かべた。

 日本将棋連盟八重山支部の井手悌二支部長らは「初級者の参加が多く筋も良かった。指し方が1試合目と3、4試合目とで変わっていた。成長が速い」と目を細めていた。

 表彰式で本社の垣本徳一社長は「将棋は脳を使う勝負。上を目指し継続して努力を。仲間を増やして頑張って」とたたえた。

 ▽選手権の部=①高橋紡(石垣中1年)②高橋憩(石垣中3年)③福田彩力(大浜小6年)

 ▽初級者の部=①宮城拓叶(野底小2年)②中野光太(石垣小3年)③與那覇長琉(平真小2年)

 

 

 

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