八重山地区交安協が式典・祝賀会
- 2024年05月26日
- 地域・教育
八重山地区交通安全協会(舟道和夫会長)の創立70周年記念式典・祝賀会が25日午後、八重山警察署3階訓授場で開かれ、5個人5団体に感謝状が贈られた。今回は記念碑設置などの記念事業はなく、これまでに建立した石碑などの補修や維持管理を行う。
同協会は、1952年9月に交通安全を促進する会「運転者友の会」として発足。53年に県交通安全協会八重山支部として正式にスタート、57年に八重山地区交通安全協会に改称した。年4回の交通安全運動をはじめ、毎月1日の「交通安全県民の日」「飲酒運転の根絶運動の日」、毎月20日の「県民交通事故0(ゼロ)の日」における街頭指導や広報活動など、交通事故防止に向けた各種啓発活動に取り組んできた。
式典で舟道会長は「民間における交通安全の推進母体として70年余り交通事故防止活動や郡民への交通安全思想の普及高揚に努めてきた。これからも郡民の安心安全を守り、交通事故防止活動などを進めていく。今後とも一層のご支援、ご指導をお願い申し上げる」と式辞を述べた。
仲里鍛八重山署長は「近年では19年に交通死亡事故0を4年連続で達成したほか、22年には連続3年を達成。特に15年11月27日から20年3月1日までの1567日間は沖縄県内における交通事故0最長日数として記録されており、この記録はいまだに破られていない。協会と関係機関・団体が一丸となった活動を長年にわたって地道に続けられてきたたまもの」と祝辞を述べた。
このあと、交通安全思想の普及に尽力した5個人と5団体に感謝状が贈られ、沖縄県交通安全協会連合会の與儀弘子会長、八重山市町会会長の中山義隆市長(前泊正人竹富町長代読)がそれぞれ来賓祝辞を述べた。
受賞者を代表して第14代会長の野原裕佳さんは「(表彰を受けて)本当に光栄。1件でも八重山地域から交通事故が減るようにという思いで交通安全活動を実践してきた。これからも八重山地域の交通安全活動やその推進に精いっぱい尽くして参りたい」と礼を述べた。
続いて開かれた祝賀会では同協会会員や石垣市交通安全母の会による「鷲の鳥節」、「石交母音頭」、「世果報獅子」などが披露され、参加した関係者が同協会の節目を祝った。
感謝状受賞者は次のみなさん。
【個人】
▽野原裕佳(14代会長)、新垣能一(15代会長)、山城ヒロ子(16代会長)、長浜寛(17代会長)、池田元(地域交通安全員)
【団体】
▽八重山地域交通安全活動推進委員会(長浜正勝会長)、石垣市交通安全母の会(川平孝子会長)、竹富町交通安全母の会(池村久美会長)、㈲三朋商事(迎里光男代表)、㈲コミュニティエフエム(仲筋正和代表)
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