「政治生命かけ公約実現」 次呂久陣営が総決起大会
- 2024年05月23日
- 政治・行政
6月7日告示、同16日投開票の沖縄県議会議員選挙石垣市区(定数2)に、3期目を目指して出馬を予定している次呂久成崇氏(50)=無所属、立民・社民・共産推薦=の総決起大会が22日午後、石垣市民会館で開かれた。次呂久氏は八重山郡民の声を集めて作成した公約80項目の達成へ「私の政治生命をかけてしっかりと実現させていく。玉城県政を支える1議席を守りたい」と決意を述べた。
主催者を代表して、八重山を平和で元気にする会の高嶺善伸会長は、次呂久氏がオール沖縄や県政与党の一人として「大活躍している」とし、県議会で与野党や執行部との調整役に立ち「玉城デニー知事を支えている」と評価。「離島振興のために県議会の場に送り出そう。県議選では玉城県政の与党過半数を獲得するため全県的に声掛けをしてほしい」と呼び掛けた。
激励あいさつで登壇した玉城知事は、4月の行政視察で畜産農家らと意見交換した内容を取りあげ、「6月にさっそく補正予算で出来るように取り組んでいる」と報告。今後も次呂久氏と一緒に「皆さんがそれぞれの市町で生活が続けられるよう、島の魅力をいろんな人にアピールして、島の誇りを子どもたちがしっかりと受け継げるよう、力を合わせて取り組みたい」と表明。続けて「平和だからこそ経済や将来がある。二度と沖縄、アジアで戦争はさせない。シェルター、ミサイルはいらない。そういう未来を一緒に作っていこう」と弁をふるった。
議員団を代表して石垣市の砥板芳行市議は「台湾有事」を口実に、日本政府などが県民や八重山住民の声を聴かず「先島諸島で一方的に日米軍事一体化が推し進められている」と指摘。米国が先島諸島を戦場にさせようという思惑が「透けて見える」と批判し、今回の県議選は「八重山、沖縄の未来を決する戦後最も重要だと言っても過言ではない」と訴えた。
このほか、後援会の前津英次会長、田盛英伸市議、井上美智子市議もマイクを握った。最後は、会場全員で「団結がんばろう」を三唱した。
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