チーム川田が優勝 第1回石垣島国際カジキ釣り大会
- 2024年05月13日
- 地域・教育
優勝旗を掲げて喜びを表すチーム川田の川田広樹さん=12日夕、八重山漁協南側の特設会場
84・5㌔のクロカワカジキを釣り上げた西表浩司さん(大会実行委員会提供)
クロカワカジキの切り身無償配布に大喜びの来場者
八重山ライオンズクラブ主催の「第1回石垣島国際カジキ釣り大会~for Children~」最終日は12日、10チームが石垣島から20海里(約37㌔)以内で釣果を競った。ガレッジセールの川田広樹さん(51)率いる「チーム川田」が前日のバショウカジキ23㌔に続きクロカワカジキ84・5㌔を釣り上げ、初代チャンピオンに輝いた。2日間を通してチーム川田以外に釣果がなかった。大会には計15チーム84人が参加した。
チーム川田は出港から1時間15分後の午前8時15分、御願崎沖合でヒット。西表浩司さん(47)が約40分の格闘でキャッチした。「カジキ釣りは初めてできつかったが、チーム一丸となってとった。バラしたら大変なことになると心配だったが、釣り上げることができて安堵感と達成感があった。最高の2日間だった」と振り返った。
前日にバショウカジキを釣り上げた川田さんは「石垣島のポテンシャルはすごい。優勝はチームと船長のおかげ。アンバサダーとして安堵している。来年は2連覇したい」と決意を語った。
チーム川田には賞状とカジキをかたどったトロフィー、優勝旗、那覇2往復航空券などの賞品、西表さんに大物賞(岡崎南ライオンズクラブ賞)、船長の井戸巌也さん(51)に船長賞が贈られた。台湾から訪れ、最終日に出場した「蘇澳」(東郷清龍キャプテンら6人)に特別賞があった。
大会長を務めたライオンズクラブの糸数修一会長は「大成功に終わった。釣るべき人が釣り、アンバサダーの役割を果たしてくれた」とあいさつ、砂川一晃実行委員長は「来年は第2回を開催したい」と述べた。中山義隆市長も訪れ、「子どもたちの支援が大きな目的。意義深い大会だった」とたたえた。
八重山漁協南側の特設ステージでは正午からステージパフォーマンスが行われたほか、クロカワカジキの切り身と小ぶりのキハダマグロ10本が無償で配布された。それぞれチーム川田、北九州小倉ライオンズクラブが来場者へのプレゼントとして提供した。
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