八重山毎日新聞社

　第32回素敵なお母さんの図画コンクール（八重山毎日新聞社主催）の表彰式が11日、石垣市民会館中ホールで行われ、同日付の本紙で掲載・発表された最優秀賞3点を含む入賞作35点を描いた子どもたちに賞状が授与された。母親や保護者も出席し、12日の「母の日」を前に最高のプレゼントとなった。

　「母の日」の意義を再確認し子どもの情操を育む目的で毎年開催している。今年は幼稚園、保育所、こども園から250点、小学校から127点の計377点応募があり、審査の結果35点が入賞、83点が入選した。

　幼稚園の部最優秀賞の西澤和輝ちゃん（5）は、大好きなお母さんを画用紙いっぱいに大きく描いた。「大好きなカレーを食べているお母さんを描いた」と照れた様子。

　目玉焼きを焼くお母さんを描き低学年の部最優秀賞の藤掛まひろさん（石垣小2年）は「夕ご飯で家族みんなに作ってくれた。ぎゅ～ってしてくれるところが好き」と笑顔を浮かべた。

　中学年の部最優秀賞の神保智香さん（海星小4年）は、仕事後に好きな花の手入れをするお母さんを描いた。「優しくて明るいところが好き。あしたはお手伝いをする」と話した。

　表彰式で、本社の垣本徳一社長は「あしたは日頃忙しいお母さんと有意義な日を。親子の絆を強めてほしい」とあいさつ。八重山教育事務所の前三盛敦所長は「今朝新聞を広げて、温かく幸せな気持ちになった。子どもの輝きが家族の笑顔になる」と祝辞を述べた。

　入賞・入選作は11日から17日まで、マックスバリュやいま店、石垣店、新川店で展示されている。

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