八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

沖縄県はこれまで県道の除草を年2回行う…

 沖縄県はこれまで県道の除草を年2回行う使用規定方式で行ってきたという。それを今年から中、南部土木事務所管内で性能規定方式で行うことにすると発表▼平易に言うと住民から見苦しいと苦情が出たら予算の範囲内で年2回除草する方式から、普段から草の伸び次第を巡回し自発的な除草に努める方式に切りかえるという話。作業経費はそう変わらないとも▼八重山土木事務所管内では、この性能規定方式という用語を知らないボランティアグループが以前から同様な活動をしてきている。それを小欄で紹介、時に土木事務所へ提案具申してきた▼ヤラブ並木一五友の会が国道ヤラブ並木の枝打ちを始めたのが12年前。当初はノコギリ、鉈、鎌などを携行、切り取った枝葉は嵩張るのでトラックで片付けるなど手間だった▼それを会員の一人が枝の芽が伸び出る頃合いを見図って摘み取れば時間も短縮、楽できるのではないかと発案。結果2~3カ月ごとの作業をひと月ごとにし、各自長柄の鎌一つで参加、低所は手袋で芽を落とし高所は鎌でそぎ落とす。おかげでノコなど重装備の頃は1週間から10日余もかかっていた作業が今では半分に▼無給ボランティアでさえ出来るのだから県管理の国道除草でぜひ試して。八重山土木事務所よ、中、南部の先を行こう。(仲間清隆)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム