「きょう黒糖の日」PR
- 2024年05月10日
- 地域・教育
八重山農林水産振興センターなど県の出先機関でつくる県八重山地域農林水産業推進会議は、県が定める5月10日の「黒糖の日」を前にした9日、南ぬ島石垣空港とユーグレナ石垣港離島ターミナルで、関連イベントを開催。郡内4含蜜糖工場で生産された黒糖や「沖縄黒糖」をPRする冊子の配布などを行った。
開会のセレモニーで会長を務める八重山農林水産振興センターの森英勇所長は「島ごとに違う黒糖を味わってほしい」と空港に降り立った観光客らに呼びかけた。
両会場では西表島、小浜島、波照間島、与那国島の黒糖2000袋を観光客らに配布したほか、県内8島の工場で生産される「沖縄黒糖」を使ったレシピがまとめられた冊子などを配布した。それぞれの黒糖の特徴や島の様子などを説明したパネル展示も行われた。
生産地を代表してあいさつした竹富町の横目剛弥農林水産課長は「原料のサトウキビは島の雇用と産業を支える基幹作物。黒糖は料理やおやつに使われる。賞味して日々の生活の中でも使ってほしい」と黒糖の消費拡大を期待した。
家族5人で長野県から訪れた永岡保彦さん(40)は「羽田まで5時間かけて運転し疲れていたが、黒糖を食べたら披露が回復したようだ」と感想。息子の歩さん(8)は「甘いだけでなく、酸っぱい感じもあっておいしい。与那国島の黒糖が気に入った」と笑顔。妹の菫ちゃん(3)も「あまーい」と満足げな表情を見せた。
黒糖の日の10日は、午前11時15分からJAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で黒糖づくりの実演と試食会が行われる。担当者は「黒糖づくりは2時間程度かかる。時間に余裕をもって参加してほしい」と多くの市民の来場を呼びかけた。
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