八重山毎日新聞社

石垣市が「みんなで検索してみよう」と呼びかけている検索タグ「＃石垣島ＧＷ2024」

　27日から始まる大型連休「ゴールデンウイーク（ＧＷ）」で、石垣市は石垣島のＧＷを盛り上げようと会員制交流サイト（ＳＮＳ）の「＃（ハッシュタグ）」機能を用いた情報発信「＃石垣島ＧＷ2024」の活用を市内事業所や市民、観光客らに呼び掛けている。投稿者が増えると、利用者は島のＧＷ情報やご当地情報を集約してタイムリーに入手できるようになる。

　この取り組みは昨年から始まり、市内の観光関連事業者らが各自の施設や店舗のＰＲ、イベント、お勧め情報、店舗の空席状況などを積極的に発信し、これを観光客らが検索することで情報交流を促すもの。

　事業者側は投稿する際に、検索を容易にするため「＃石垣島ＧＷ2024」「＃ＩｓｈｉｇａｋｉｊｉｍａＧＷ2024」を付ける。例えば「10時～18時営業中。本日のおすすめ。＃石垣島ＧＷ2024＃ＩｓｈｉｇａｋｉｊｉｍａＧＷ2024」など。状況に応じて「＃空席あります」「＃飲食」などと追加もできる。

　4月27、30日には主に中国人客を乗せた大型クルーズ船メディテラネア（旅客定員1280人）が中国南東部の海岸に位置する厦門から石垣港に入港する。さらに5月1日にはダイヤモンドプリセンス（同2674人）も入港する予定になっている。

　市は「＃石垣島ＧＷ2024」の検索タグを活用することで▽事業者側の集客効果▽利用者側の有益な情報入手―につながると期待している。利用できる媒体は各種ＳＮＳ（インスタグラム、ＹｏｕＴｕｂｅ、Ｘ、Ｆａｃｅｂｏｏｋ、ＴｉｋＴｏｋ）。