池(男子)山田(女子)初優勝 石垣島トライアスロン大会
石垣島トライアスロン大会2024・第10回八重山郡トライアスロン大会(同実行委員会主催・石垣市共催)が21日午前8時、南ぬ浜町人工ビーチでスタートし、スイム1・5㌔、バイク40㌔、ラン10㌔の計51・5㌔のコースで行われた。エイジに1014人、リレーの部に67チームが出場、男子は池隆礼(32)=沖縄県八重瀬町=が2時間5分24秒、女子は山田梓(28)=愛知県=が2時間23分10秒でそれぞれ初優勝を飾った。リレー部門ではIshiTora―GO!(杉山大二・古堅宗朋・鳰原岳)が2時間11分53秒で制した。出場者らは沿道からの熱い声援を力に変えるなど5年ぶりの市街地ランを満喫。26年ぶりにフィニッシュ会場となった新栄公園は訪れた多くの観客とレースを終えた参加者で終日熱気に包まれた。(6~8面に成績表、10、11面に関連、12面に写真特集)
大会には郡内外から多くの選手がエントリー。エイジ部門では1014人が出場し、946人が完走。完走率は93・3%だった。リレー部門は67チームが出場し、64チームがゴール、完走率は95・5%だった。
男子レースはバイクで3位だった池がランで山本淳一らを逆転しそのままゴール。沖縄県勢選手として7年ぶりの王座をつかんだ。
女子はエリート選手の実力を発揮した山田が盤石のレース運びで初制覇。女王の称号を手にした。
八重山からは83人が出場し、男子は梅田裕也(小浜)が2時間19分39秒、女子は久保田文(竹富)が2時間48分20秒でそれぞれ地元1位となった。
石垣島気象台によると、同日の天気は終日晴れ。午前8時のスタート時の気温は27・5度だったが、午後には今年最高となる30・7度を記録した。出場者はエイドステーションで水をかぶるなど、過酷な暑さに耐えながら沿道の応援を力に変え、最後まで懸命にゴールを目指した。
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