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石垣島トライアスロン 5年ぶり市街地ラン

26年ぶりにフィニッシュ会場となる新栄公園。ゲートの設置など準備が進む=18日午後、新栄公園

26年ぶりにフィニッシュ会場となる新栄公園。ゲートの設置など準備が進む=18日午後、新栄公園

5年ぶりに市街地を走るランコース

26年ぶり新栄公園フィニッシュ

 21日に開催される石垣島トライアスロン大会2024(同実行委員会主催)はバイクとランのコースが変更され、1998年のワールドカップ大会時代以来26年ぶりに新栄公園フィニッシュとなる。多くの参加選手から市街地コースを要望する声があった。ランも19年以来5年ぶりに市街地を走る。大会は同日午前8時にスタートする。

 コースはスイムが南ぬ浜町人工ビーチでの1・5㌔、バイクが島内を東回りする40㌔、ランは新栄公園をスタート・ゴールする10㌔の計51・5㌔で実施される。ランは万世館通りを北上してシードー線を通り、市中央運動公園で折り返す市街地コース。新栄公園でのフィニッシュは民間大会に移行して初となる。

 実行委員会事務局によると、2019年までは八島埠頭をフィニッシュ地点としていたが、21年からは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から市街地コースを取りやめ、南ぬ浜町緑地公園でのフィニッシュにしていた。

 昨年の大会終了後、事務局が選手にアンケートを実施したところ、「市街地に戻してほしい」「沿道の声援がほしい」との回答が多数を占め、市民からも「街中で応援したい」という声が多く寄せられたことから変更に。730交差点を使用しないことで交通渋滞のおそれも回避した。

 大会ディレクターの池淵功寛氏(シマンチュリパブリック代表)は「沿道からの温かい声援が石垣島大会の1番の魅力。参加者からも国内でこんな応援は他にはないとお声をいただく」と話し、「歴史ある大会を市民の皆さんと一緒に作り上げたい。フィニッシュ会場や沿道での大声援をお願いしたい」と呼びかけている。

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