18人加入で総勢40人に 石垣市公営塾が24年度開塾式
- 2024年04月14日
- 地域・教育
探求学習をメインとする石垣市公営塾「石垣島ニライキャンパス」(石垣市主催)の2024年度開塾式が13日午前、石垣市民会館中ホールで行われた。在塾生22人に新規18人が加わり、40人で今年度の公営塾がスタート。自律型人材の育成と個々の進路サポートを行っていく。
塾のコンセプトは「自分と向き合い場所」。成長・挑戦の機会や学べる環境を最大限提供し、プロジェクト活動、イベント企画、授業、交流、進路面談などを行う。塾生が目指す目標に「自分で決めた納得のいく未来に一歩踏み出す」を掲げて、生徒たちは地域課題の解決などに主体的に取り組んでいく。
塾は毎週火曜日が授業や交流で知識をインプットする時間。金曜日は企画に取り組むプロジェクトの時間となっている。
開塾式では各講師が活動内容を説明。中山義隆市長はあいさつで「生徒皆さんにとって夢や目標をもって前に進み、可能性を広げられる学びにつながってほしい」と激励した。
この後、在塾生たちがやしのみまつりや山プロジェクト、島そうじプロジェクトなどの活動報告をした。
新たに入塾した八重山高校1年の清水壯さん(15)は「バスケットをしているので、バスケットを課題にしたプロジェクトをしてみたい」と抱負を語った。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 「根っこ大きく育てて」 市公営塾、今年度活動スタート 2022/04/22
- 漂着ごみが商品に 高校生が企画、販売へ 2021/07/20
- 島そうじプロジェクト CFで資金調達へ 2020/08/23
- 高校生が映画製作 島の問題解決策を提示 2018/11/20