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次呂久氏が出馬表明 県議選石垣市区 

会見で出馬を表明する次呂久成崇氏(前列右から2人目)=30日午後、大川公民館

会見で出馬を表明する次呂久成崇氏(前列右から2人目)=30日午後、大川公民館

八重山に全力投球と決意

 県議選(6月7日告示、同16日投開票)で現職2期目の次呂久成崇氏(49)=無所属=が30日、大川公民館で会見し、出馬を表明した。八重山郡民の声を県政に反映させ「医療・教育・福祉の拡充へ八重山の島々を元気にするため全力投球で取り組む」と決意した。

 注力したい分野について「どこにいても平等にサービスが受けられるよう密着した部分に取り組む。いつまでも島々や地域に住み続けられるような施策を展開したい」と力を込めた。

 2期8年間を振り返り、県立八重山病院隣地への暫定ヘリポート整備や、同院の敷地内薬局設置の実現を実績に掲げた。

 一部住民から、現県政が離島軽視だと不満が出ていることについて「コロナの時期もあり、玉城知事が離島に足を運ぶ機会も少なかったと感じている。その分、私は地元から上がってきた要望や陳情を執行部と調整して施策に展開できたと考える」とアピールした。

 対立候補予定者と考えの違いに八重山でも進められている「特定利用空港・港湾指定」を挙げた。整備予算の計上方法や整備後の運用などについて「地元に強い不安の声がある」とし、「政府は丁寧に説明し、県民も慎重に対応を考えなければならない」と述べた。

 八重山で加速する自衛隊機能の強化に関して「地元の民意をしっかり示すべきだ。オール沖縄の枠ではなく、新たな組織で(反対)運動や活動をしていく必要がある」と考えを示した。

 次呂久成崇(じろく・まさたか)。1974年4月13日生まれ。石垣市大浜。九州産業大学卒。石垣市職員を経て2016年6月の県議選で初当選した。

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