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年度末を迎え、異動時期とも重なり…

 年度末を迎え、異動時期とも重なり、石垣市内では一般家庭ごみの量が増加している。とりわけ、粗大ごみは4月1日から一部種類で手数料の大幅な引き上げが行われるため、駆け込みでの搬入量が増えているという▼筆者の家でも、断捨離と称してため込んでいた不要物を、粗大ごみとして出した。壊れた家電や使わなくなった健康器具、家具類などだ。ただ、今回まとめて出したのは、粗大ごみ手数料の引き上げに対する認識不足も一部ある▼市が4月から収集・運搬する粗大ごみ手数料を1個4千円に引き上げるのは、処理に手間がかかる「適正処理困難物」としてマッサージチェアー、ベッドマット(スプリング入り)、2人掛け以上のソファ(1人掛けは2千円)の3種類のみ▼それ以外の粗大ごみの手数料に変更はない。それが、4月以降、すべての粗大ごみの手数料が引き上げられると勘違いし、年度末に慌てて出している人も一定数いるという▼どの家庭にも、衝動買いした健康器具や壊れた家電、使わない家具類など、不要物が多々あることだろう。一部種類の手数料引き上げで市民の関心を高めた粗大ごみ。これを機会に思い切って断捨離し、家の中を軽くするのも悪くない▼ただ、何年か後に同じ事を繰り返しそうでもあるが。(下野宏一)

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