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3市町の持ち回りで開催されている…

 3市町の持ち回りで開催されている「日本最南端・八重山の海開き」が16日、南の浜町人工ビーチで開催された。海開きの一連の行事を見て、この広い砂浜は市民の健康、体力増進に大事な場所だと思った▼8年ぶり開催地の人工ビーチはコロナ禍以降、管理が行き届かず正月過ぎまで雑草に覆われていた。このままでは海開きどころではないと担当課をせかした▼役所仕事の中でも公共の広場は供用後のまめな美化管理がその町の観光の顔、指標に成り得るのに予算が付かず清掃もおざなり、担当は市民の苦情への対応で頭を痛めている由▼窓口氏に「3月は海開き、4月にはトライアスロンもありせめて草刈りだけでも」と要望してみた。予算無しとは言い出せず困っている係に「7月からは海水浴にも開放するでしょう。なら維持管理費は毎年計上されて当然でしょう、要求頑張って」と励ましてきた▼その後どうなったのだろうとのぞいてみたが進展無し。心配していたら港湾工事業者のボランテイァの申し出があり砂浜に、はびこった雑草退治と草刈りを終えていた。ただ根絶には継続清掃作業が必須▼海開き後の砂浜を各種イベントに活用できたらいいねと喜んでいたら、首長や議会筋からビーチや広場を民間移譲したいとの声が聞こえてきた。本音か。(仲間清隆)

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