八重山毎日新聞社

　全国的なルールなので、こんな片田舎から一時停止線の位置について考慮を申し立てても、聞き入れてはもらえないと思うが述べてみる▼狭い通りから広い通りに出る交差点手前に一時停止線がある。この線の位置は見通しと無縁の決められた手順で引かれるのだろうか。場所によってはそこで停止しても左右の確認が難しい交差点がある▼ところがこんな場所に限って取り締まりも多く、私も自慢じゃないが複数回違反切符を切られている。運転手（私も）は「停止線では見通しが悪いのでブレーキを踏み徐行、交差点直前でブレーキを踏みこみ停止、安全確認している」と弁明を試みる▼しかし、取り締まりの警察官は「あなたは、引かれた停止線で完全停止していないので交差点際で、もう一度停止しても一時停止違反に変わりない」と切符を切り「以後注意して」と情け容赦ない▼3月15日から開通の遅れている新石垣空港線の一部が供用される。供用は、なごみの里過ぎ明和大津波の碑辺り。その結果宮良橋近くの国道Ｔ字路カーブ交差点の交通量は増大が予想される▼供用開始までに国道へ出る通り側の一時停止線を通行車が見える所まで国道寄りで引き直せないか。止まれの大文字も書き添え安全を確保したい。可能なら点滅信号機の設置を。（仲間清隆）