航路安全確保へ浚渫 登野城漁港のサクラグチ
工事の完了、来年度末 石垣市
石垣市水産課は新年度に登野城漁港のサクラグチ浚渫(しゅんせつ)工事に着手する。費用は2024度予算案に航路設計・現場技術業務1600万円、工事費1億円を計上。24年度末の工事完了を目指す。
登野城漁港内のサクラグチ航路は、土砂が堆積しているため、石垣市議会でも早急な幅員拡張と浚渫を求める意見書が出ていた。同航路は登野城漁港から漁船が出漁のため1985~86年にかけて整備された。延長1374㍍、海底の幅員40㍍、水深は約4㍍。
航路の海底に土砂が積もり、船底が削られたり、船の大型化で海底の岩に接触し事故につながったりする懸念が高まっている。
市は、水産庁の水産物供給基盤機能保全事業を活用して事業に取り組む方針。補助率は国が10分の9、市単費で10分の1。
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