24年度予算案 372億8167万円 石垣市
- 2024年02月22日
- 政治・行政
石垣市の2024年度一般会計予算案は、当初予算としては過去最大規模の372億8167万3千円と、前年度比23億2433万3千円(6・6%)の増加となっている。財政課によると要因はふるさと納税やクリーンセンター整備事業費の増額、児童生徒の派遣費助成拡充(見込み)などによるもの。(9面に関連)
歳入では、前年度予算に対して市税、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金、寄付金などを増額し、地方消費税交付金、繰入金、市債などを減額。また、歳入予算の不足分を財政調整基金から16億5049万円を繰り入れる。
目的別歳出予算でみると、「民生費」が133億8003万円で同5億670万円(3・9%)増となり、歳出に占める割合が36%と最も大きい額となっている。増額の要因は、障害福祉サービスや生活保護費の増加。
続いて「衛生費」が54億6103万円で同6億5291万円(13・6%)増。歳出に占める割合は15%。コロナワクチン接種事業で減額となる一方、クリーンセンター整備事業における工事費の増加や最終処分場維持管理費の増などが理由。
「総務費」は53億2227万円2227万円で同8億4782万円、18・9%の増。個人住民税の定額減税の実施に係る給付措置、ふるさと納税寄付金の増額見込みなどによるもの。
「土木費」は34億8958万円で、運動公園野球場内野スタンド屋根整備費を新たに追加する一方、陸上競技場改修工事の完了に伴い工事費が減額。前年度比で7864万円(2・2%)の減となる。
「農林水産業費」は32億4338万円で、同1億8900万円(6・2%)増。登野城漁港のサクラグチしゅんせつ工事、浮桟橋新設工事費の増などが要因。
「教育費」29億6018万円、「公債費」18億9809万円、「消防費」8億8056万円、「商工費」3億2551万円、「議会費」2億6061万円、「労働費」1042万円などとなっている。
「国民健康保険事業特別会計」などを含む会計別予算額は564億7117万円で、前年度比34億573万円(6・4%)増となった。
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