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大里建設に局長表彰 沖縄総合事務局

表彰を受けた(右から)大里秀樹専務、大里光明代表と石垣島農業水利事業所の安武秀一所長=20日午後、沖縄総合事務局

表彰を受けた(右から)大里秀樹専務、大里光明代表と石垣島農業水利事業所の安武秀一所長=20日午後、沖縄総合事務局

石垣島水利事業で優良工事

 【那覇】2023年度沖縄総合事務局所管農業農村整備事業の優良工事表彰式が20日午後、沖縄総合事務局であり、石垣市の㈲大里建設(大里光明代表)が優良工事部門で局長表彰を受けた。

 同表彰は設計・施工技術のレベルアップや地域貢献活動への積極的な取り組みなど、受注者の意欲高揚を図り、事業の円滑な推進に資することを目的に、成果が優秀で他の模範となる受注者をたたえるもの。

 大里建設は2021年度石垣島水利事業の大浦3号送水路伊原間工区(その1)工事を担当。工期は22年6月~23年3月の260日間。

 表彰理由は掘削作業や施工管理に情報化施工技術を活用、効率的な施工を行って施工精度の向上を図ったほか、接触災害防止のための人検知衝突軽減システムの設置など安全面に配慮したことが評価された。

 大里代表は受賞者代表あいさつで周囲の支えに感謝しながら「建設業者は地域の安心安全に寄与し、社会資本の整備に貢献することが使命。受賞に甘えることなく、品質確保のため技術力を高め、今後も水利事業の発展に微力ながら尽くしたい」と述べた。

 表彰した三浦健太郎局長は「他の模範となる工事だ」など述べ、技術力をたたえた。

 工事で現場を指揮した大里秀樹専務は取材に「情報化施工に取り組んで3年間、勉強しながら慣れない中でのスタートだったが、技術を活用し、作業も効率よく安全にできた。技術力を一層高めたい」と意気込んだ。

 大里建設は1988年創業、社員4人。

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